3×3バスケットボールがオリンピック正式競技としてデビューしたのは、2021年の東京オリンピックでした。
そのスピーディーな展開とエネルギッシュなプレイは多くの観客を魅了し、一躍注目の競技となりました。
次回のパリオリンピックでも、このエキサイティングな競技が再び開催されます。
前回の東京オリンピックで盛り上がった3×3バスケ、次回のパリではどんなドラマが待っているのでしょうか?
パリオリンピックの3×3バスケットボールの出場国が気になりますよね。
どの国が出場するのか、そしてその選定プロセスや試合ルールについて詳しく見ていきましょう。
この記事では、パリオリンピックの3×3バスケットボールの最新情報をお届けします。
通常のバスケと違った魅力の3×3バスケ!
パリオリンピックではどこの国が出場するのだろう?
- パリオリンピックの3×3バスケットボールの出場国
- パリオリンピック3×3の出場条件
- パリオリンピック3×3の試合ルール
パリオリンピック3×3の出場国
パリオリンピックの3×3バスケットボール競技には、世界中からトップレベルのチームが集まります。
前回の東京オリンピックでは、男子はラトビアが優勝し、女子はアメリカ合衆国が金メダルを獲得しました。
多くの感動的な試合が繰り広げられ、ファンを魅了しました。
今回はどの国が出場するのでしょうか?
ここでは、男子と女子それぞれの出場確定国とその世界ランキング、出場回数をご紹介します。
男子出場確定国
国名 | 世界ランキング | 出場回数 |
---|---|---|
セルビア | 1位 | 2大会連続2回目 |
アメリカ合衆国 | 2位 | 初出場 |
中国 | 6位 | 2大会連続2回目 |
ラトビア | 8位 | 2大会連続2回目 |
オランダ | 5位 | 2大会連続2回目 |
フランス | 4位 | 初出場 |
リトアニア | 3位 | 初出場 |
ポーランド | 17位 | 2大会連続2回目 |
パリオリンピックに出場する男子3×3バスケットボールのチームは、上記の8カ国です。
女子出場確定国
国名 | 世界ランキング | 出場回数 |
---|---|---|
中国 | 3位 | 2大会連続2回目 |
アメリカ合衆国 | 2位 | 2大会連続2回目 |
フランス | 1位 | 2大会連続2回目 |
アゼルバイジャン | 16位 | 初出場 |
オーストラリア | 22位 | 初出場 |
ドイツ | 4位 | 初出場 |
スペイン | 7位 | 初出場 |
カナダ | 5位 | 初出場 |
パリオリンピックに出場する女子3×3バスケットボールのチームは、上記の8カ国です。
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パリオリンピック3×3の出場条件
パリオリンピックの3×3バスケットボール競技に出場するためには、各国のチームが特定の条件をクリアする必要がありました。
出場権を得る方法として、予選トーナメントの突破やFIBAランキングの上位に入ることが重要でした。
ここでは、パリオリンピックの3×3バスケットボール競技の出場条件について詳しく説明します。
各予選突破チーム5枠
3×3バスケットボール競技には、複数の予選トーナメントが開催され、それぞれで上位のチームに出場権が与えられました。
以下は各予選とその結果です。
1. FIBAユニバーサリティ・オリンピック予選1
- 開催日:2024年4月12日-14日
- 開催地:香港
- 出場枠:男女各1枠
- 男子:ラトビアが2大会連続2回目の出場権を獲得しました。
- 女子:アゼルバイジャンが初出場の出場権を獲得しました。
2. FIBAユニバーサリティ・オリンピック予選2
- 開催日:2024年5月3日-5日
- 開催地:日本(宇都宮)
- 出場枠:男女各1枠
- 男子:オランダが2大会連続2回目の出場権を獲得しました。
- 女子:オーストラリアが初出場の出場権を獲得しました。
3. FIBAオリンピック予選
- 開催日:2024年5月16日-19日
- 開催地:ハンガリー(デブレツェン)
- 出場枠:男女各3枠
- 男子:フランス、リトアニア、ポーランドがそれぞれ出場権を獲得しました。フランスとリトアニアは初出場、ポーランドは2大会連続2回目の出場です。
- 女子:ドイツ、スペイン、カナダがそれぞれ初出場の出場権を獲得しました。
ランキングリスト男女3枠
FIBAの3×3世界ランキングに基づいて、上位の国々に出場権が与えられました。
ランキングによる出場枠は以下の通りです。
男子
セルビア:2大会連続2回目の出場
アメリカ合衆国:初出場
中国:2大会連続2回目の出場
女子
中国:2大会連続2回目の出場
アメリカ合衆国:2大会連続2回目の出場
フランス:2大会連続2回目の出場
これらの国々は、FIBAの世界ランキング上位に位置していたため、自動的に出場権を獲得しました。
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パリオリンピック3×3の試合ルール
3×3バスケットボールは、そのスピーディーでエキサイティングなプレイが魅力です。
パリオリンピックでも、その魅力が存分に発揮されることでしょう。
この記事では、パリオリンピックの3×3バスケットボール競技の試合ルールについて詳しく解説します。
このルールを理解すれば、試合観戦がさらに楽しくなること間違いありません。
3×3バスケットボールの基本ルール
ここでは3×3バスケットボールの基本ルールをご説明します。
チーム構成
合計4人のメンバーで試合に臨みます。
監督やコーチは試合会場にベンチ入りできず、選手自身が交代のタイミングやタイムアウトを判断します。
通常のバスケットボールでは、5人のプレイヤーと複数の交代要員がチームを構成し、監督やコーチがベンチで指示を出します。
試合時間
通常のバスケットボールの試合時間は40分(10分×4クォーター)ですので、3×3の試合は非常に短いです。
得点方式
通常のバスケットボールではフィールドゴールが2ポイント、3ポイントラインの外からのショットが3ポイントとしてカウントされます。
フリースローも1ゴールで1ポイントです。
攻守の交替
通常のバスケットボールでは、得点後はすぐに相手チームがボールをインバウンドして攻撃を開始できます。
シュートクロック
通常のバスケットボールでは24秒のシュートクロックが設定されていますが、3×3ではその半分の時間で攻撃を完了させる必要があります。
コートのサイズ
通常のバスケットボールコートは縦28m、横15mです。
このため、3×3は様々な場所で試合を実施することができます。
ボールのサイズ
通常のバスケットボールでは、男子は7号球、女子は6号球を使用します。
3×3のボールは、公式球として黄色と青色のカラーリングが施されています。
3×3ならではのルール
通常のバスケではない、3×3ならではのルールのルールも存在します。
チェックボール
これにより、攻守の切り替えが明確になります。
通常のバスケットボールでは、得点後やアウトオブバウンズ後にボールが再開されますが、チェックボールの形式はありません。
交代の自由度
ただし、交代はボールがデッドの時に限られます。
通常のバスケットボールでも、ボールがデッドの時に交代が行われますが、3×3では監督やコーチの指示を受けずに選手自身が判断します。
タイムアウト
試合時間が短いため、タイムアウトの使い方が勝敗を分けることもあります。
通常のバスケットボールでは、各チームに複数回のタイムアウトが与えられます。
ファウルの累積
10回以上のファウルを犯すと、相手チームにフリースロー2回とボール保持が与えられます。
通常のバスケットボールでは、個人ファウルが5回(NBAでは6回)に達すると、そのプレイヤーは退場となりますが、3×3では個人ファウルでの退場はありません。
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3×3バスケットボールの試合ルールは、スピード感とダイナミズムを重視したものとなっています。
基本ルールから特徴的なルールまでを理解することで、試合の流れや戦術をより深く楽しむことができます。
試合を観戦する際には、これらのルールを念頭に置きながら、プレイヤーたちの素早い判断や戦略に注目してみてください。
きっと、3×3バスケットボールの魅力に引き込まれることでしょう。
まとめ
この記事では、パリオリンピックの3×3バスケットボールについて詳しく紹介しました。
- 出場国
男子はセルビア、アメリカ、中国、ラトビア、オランダ、フランス、リトアニア、ポーランドが出場。
女子は中国、アメリカ、フランス、アゼルバイジャン、オーストラリア、ドイツ、スペイン、カナダが出場します。 - 出場条件
予選トーナメントを勝ち抜いたチームや、FIBAランキング上位のチームが出場権を獲得しました。 - 試合ルール
3×3バスケットボールは3人制で、試合時間は10分。
得点はフィールドゴール1ポイント、2ポイントラインの外からのショットが2ポイント。
シュートクロックは12秒で、試合は半コートで行われます。
これらのポイントを押さえることで、パリオリンピックの3×3バスケットボール競技をより楽しむことができます。
3×3のスピーディーな展開や独特のルールに注目して、オリンピックの試合を楽しんでください。
選手たちの素早いプレイや戦略に注目しながら、感動と興奮の瞬間をお見逃しなく!
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