パリオリンピックでは、連日の日本選手の活躍が凄まじく寝不足の方も多いでしょう。
オリンピックを観戦していると連日晴天が続き、選手のコンディションも心配ですよね。
パリオリンピックの暑さ対策は?
パリオリンピックでは、史上最も暑かった東京オリンピックを参考に暑さ対策を行なっています。
ここでは、パリオリンピックの暑さはどのくらいなのか。また暑さ対策についても紹介します。
- パリオリンピック暑さはどのくらいか
- パリオリンピックの暑さ対策について
パリオリンピック暑さどれくらい?気温や湿度
開会式は残念ながら雨模様だったパリオリンピックですが、開催期間中の天気はどうなのでしょうか。調ベてみました。
期間中の天気予報
熱波の影響もあり、日中は30度を超える日もありますが、朝晩は15度を下回る日もあり、体温調節が難しそうです。
青く澄み渡った夏のパリの景色は街中の歴史的建造物と共に非常に絵になるので、観客は心が躍りますね。
パリだからこその注意点
パリは日本同様に四季がありますが、日本のような梅雨や台風はなく、降水量も少ないです。
近年は温暖化の影響で熱波の影響を受ける日もありますが、基本的には日本より涼しいので、一般家庭や車はエアコンは設置されていません。
またフランスは天気が変わりやすく、気温の変動も大きいのが特徴です。
パリの緯度は北海道稚内よりも高く、夏の間は昼間が長くなり、日没が夜9時以降となります。
上記の点が、気候において東京オリンピックとの相違点になるのではないでしょうか。
パリオリンピック暑さ対策はどうする?
当初パリオリンピックでは、環境に配慮して選手村にはエアコンを設置しない方針でした。
上記の方針に反対した各国は、エアコンを各部屋に独自で持ち込んで設置したというニュースを見たという方もいるでしょう。
開催国フランスのオリンピック委員会は、エアコンを除く冷却設備を設置していなかったのでしょうか。調べてみました。
エアコン以外の冷却システム
パリオリンピック選手村は、建物の室温を低下させるため床下に水道パイプが通っている
このパイプのおかげで、外気温よりも常時6℃程低くなるそうです。
また壁には断熱材が用いられています。
服装でも工夫
東京オリンピックの時は、常時通気をする素材を利用しましたが、朝晩の気温が10度台・日中が30度台を超えるパリオリンピックでは「ポディウムジャケット」が採用されました。
日本代表の公式ユニフォームは、東京オリンピックに引き続きアシックスが担当しています。
パリオリンピック暑さ対策の鍵は東京方式
2021年に開催された東京オリンピックは、史上最も暑いオリンピックでしたよね。
パリオリンピックでは、東京オリンピックで導入した暑さ対策を参考にしているそうです。
選手用のアイスバス
酷暑の中でもトップレベルのパフォーマンスを発揮するためには、暑熱順化・水分補給・身体冷却が必須です。
身体冷却をするのにあたって、効果的な方法を紹介します。
パリオリンピック2024では、一部の競技会場と競技準備センターに「FORM8」という新世代型のアイスバスを設置しました。
「FORM8」は、水を冷却・調整する機能が備わっているため、氷を用意する必要がないとのことです。
深部体温を測定するための機器設置
深部体温とは、脳や臓器など身体の内側の温度を指し、外環境の影響を受けにくいとされています。
通常37℃ほどの深部体温ですが、高温状態が続くと意識障害や痙攣などを起こしてしまいます。
東京オリンピックでは、深部体温を測定するステーションが設置されました。
選手の方には、上記のような設備を利用して、暑さに負けないでトップレベルのパフォーマンスを発揮してほしいですね。
まとめ
この記事では、パリオリンピックの暑さはどのくらいなのか。また暑さ対策についても紹介しました。
- パリオリンピック暑さはどのくらいか
- パリオリンピックの暑さ対策について
パリオリンピックでは、史上最も暑かった東京オリンピックを参考に暑さ対策を行なっています。
選手の方には暑さに負けないで、最高のパフォーマンスを発揮していただきたいですね。
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